BMW、タイでバッテリーを現地生産

独自動車大手のBMWは11月28日、タイでバッテリーを現地生産すると発表した。独自動車部品メーカーのドレクスルマイアーと協力する。ドレクスルマイアーが生産設備の整備と生産を引き受ける一方、BMWはノウハウを提供し、タイの従業員の訓練などを引き受ける。両社合わせて4億バーツを当該プロジェクトに投資する。タイでの現地生産は2019年半ばに開始する予定。

バッテリーは、タイのラヨーン県にあるBMWグループの工場から近距離にあるドレクスルマイアーの工場で生産する。同工場で生産したバッテリーは、BMWのラヨーン工場に供給し、BMW「5シリーズ」、「7シリーズ」、「X5」のプラグインハイブリッドモデルに組み込む。BMWのラヨーン工場では現在、BMWおよびBMWモトラッド(自動二輪)の計13モデルを組立てており、東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟する国に輸出している。

BMWグループはさらに、現地生産するBMWブランドのプラグインハイブリッドモデルを増やすための準備に7億バーツをタイ工場に投資する。

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