独ストリート・スクーター、カーシェアリング用に500台受注

独郵便・物流大手のドイツポストDHLグループの子会社でデリバリバンの電気自動車を製造するストリート・スクーターはこのほど、ドイツのカーシェアリングの新興企業UZEモビリティから500台を受注した。独業界紙『オートモビルボッヘ』(12日付、電子版)が報じた。同紙によると、UZEモビリティは差し当たり、12月にドイツ西部のラインラント地方で約50台を試験導入する計画。

UZEモビリティは、デリバリバンを簡単に予約・利用できるカーシェアリングのアプリを開発した。利用料金を低価格に抑えるため、車体のディスプレーに広告を表示して広告料収入を得るほか、走行中にGPSセンサーで車両データや交通情報を収集し、自治体の交通インフラの運営コスト削減に役立てる。人工知能(AI)を活用し、電気自動車を使用した都市部における効率の良い物流を目指している。

スクリート・スクーターは今回、モデル「Work」と積載容量が大きい「Work L」を合わせて500台受注した。

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