独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車はこのほど、イスラエルのテルアビブで新型コンパクトモデル「スカラ(Scala)」を初公開した。
同社は洗練されたデザインやデジタル化、都市モビリティへの対応を進めている。「スカラ」はそれに向けた重要な一歩となるほか、シュコダにおけるデザイン転換を象徴するものと位置付けている。
「スカラ」はガソリン3車種、ディーゼル1車種、天然ガス1車種を用意。最高出力は66kW(90PS)から110kW(150PS)となる。LED採用のヘッドライトとテールランプを標準装備。後部のハッチバックにはこれまでのブランドロゴマークの代わりに「SKODA」の文字を大きく打ち出した。運転補助システム、インフォテイメントシステムを搭載するほか、シュコダが提供するオンラインサービスも利用できる。オプション仕様のバーチャルコックピットには、同クラスとしては最大の10.25インチ・ディスプレイを採用した。
「スカラ」はVWのプラットフォーム「MQB-A0」を採用している。市場投入は来年第2四半期の予定という。