仏PSA、パリ近郊にパワートレインのR&D施設開所

仏自動車大手PSAグループは18日、パリ近郊のキャリエール・ス・ポワシーでパワートレインの研究開発(R&D)施設「CEP(Powertrain Expertise Centre)」を開設したと発表した。電気駆動並びに内燃エンジンを対象に燃費性能と排出量削減について研究し、競争力のあるパワートレインを開発する狙い。電動パワートレインについては、PSAと日本電産の現地合弁会社である日本電産PSAイー・モーターズが協力する。

CEPは15ヘクタールの敷地に約80台のテストベンチを持つ。投資額は3,200万ユーロで、1,300人を雇用する。

PSAはCEPを含めて全世界に9カ所(フランス5、ドイツ1、モロッコ1、中国1、ブラジル1)のR&D拠点を持つ。

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