仏フォルシア、シンガポール当局からディーゼル商用車の排出量モニタリングを受託

仏自動車部品大手フォルシアは1月22日、シンガポール国家環境庁(NEA)からディーゼル商用車の排出量をモニタリングする2年間の事業を受託したと発表した。同国で事業展開する独郵便・物流大手DHLと提携し、車両に窒素酸化物(NOx)と有害微粒子を測定するためのセンサーを装備してデータを収集する。また、端末の画面で排出量などの情報を確認できる「デジタル・シティ・ダッシュボード」も提供し、ユーザーがディーゼル車からの排出状況をリアルタイムで把握できるようにする。

フォルシアはさらに、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)付設の高性能コンピューティング研究所(IHPC)と共同で収集データの解析を行い、実際の排出量に即した交通システムの在り方を探る。

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