独自動車大手のBMWは20日、イスラエルのテルアビブにテクノロジーオフィスを開設すると発表した。現地拠点を通して、新興企業や大学などとネットワークを構築し、重要なトレンドや技術により早くアクセスできるようにする。新拠点は、今年半ばに業務を開始する予定。
テルアビブは世界的にも新興企業活動が活発で、自動車業界において将来の重要分野とされる自動運転やコネクテッド(つながる車)でも新興企業が多い。
BMWはすでに、米国、中国、日本、韓国にテクノロジーオフィスを持っており、テルアビブは5カ所目となる。また、同社の研究開発拠点は、世界8カ国に20以上あり、ミュンヘンにある中央研究開発拠点と密接に連携している。