独コンチネンタル、女性管理職比率を引き上げへ

独自動車部品大手のコンチネンタルは8日、管理職における女性の割合を2025年までに25%引き上げる目標を発表した。同社は2015年にも女性管理職比率を2020年までに16%に引き上げると発表したが、同比率は現在約15%となっており目標をほぼ達成している。

同社のアリアナーネ・ラインハルト人事担当取締役は今回の発表に際し、「コンチネンタルでは育児とキャリアアップの両立は可能だ」と述べ、目標達成に向け取り組みを強化する方針を示した。

ドイツでは2015年から上場企業約100社の監査役会の女性比率を30%以上とする「クオータ制」が導入された。このほか約4,000社の企業を対象に取締役や管理職における女性比率引き上げに向けた目標の設定と進捗度を報告することを義務づけている。

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