独自動車大手のBMWグループは15日、ピーター・ノタ取締役が2019年4月1日付けでBMW、MINI、ロールスロイスの自動車3ブランドの担当取締役に就任すると発表した。ノタ取締役はこれまで、販売、BMWブランド、BMWグループのアフターセールス事業を担当していた。また、BMWモトラッド(自動二輪)はクラウス・フレーリッヒ開発担当取締役の管轄となる。
今回の人事は、ペーター・シュヴァルツェンバウアー取締役(MINI/ロールスロイス/BMWモトラッド(二輪)/BMWグループの顧客体験・デジタルビジネスイノベーション担当)が60歳の誕生日でBMWを退社することを受けた措置。BMWでは、取締役が60歳までに定年退任する慣例がある。
シュヴァルツェンバウアー取締役は2019年第1四半期末まで現職にとどまり、10月までBMWの取締役を務める。4月から退任までは、BMWが戦略上重視するテーマである、エレクトロモビリティへの移行をサポートする。