起業家支援プラットフォーム、開設1年で50万人以上がアクセス

ドイツ連邦経済・エネルギー省(BMWi)とドイツ復興金融公庫(KfW)の主導で立ち上げた無料の起業家支援プラットフォーム「グリュンダープラットフォーム」が設立から1年を迎えた。プラットフォームへのアクセスは開設からこれまでに延べ50万人以上に達している。同プラットフォームは、ドイツにおける起業を容易にし、実現を後押しするサポートを実施している。

同プラットフォームは、起業する際の地域におけるネットワークの構築や、起業アイデア、事業モデル、ビジネス計画の開発、融資などにおける支援を実施している。公的・民間金融機関、自治体など500を超える協力パートナーが参加しており、例えば、プラットフォーム上では、郵便番号を入力すると近隣の銀行や支援機関を見つけることができる検索システムなどを提供している。

「グリュンダープラットフォーム」は、BMWi、KfW、ビジネスパイロットの3者の協力で成り立っている。BMWiとKfWはプラットフォームのコンセプトや支援パートナーの開拓などを担当。プラットフォームの内容・技術的な実務および運営は、ハンブルクの起業家支援の戦略コンサルティング会社evers & jungとベルリンのソフトウエア会社individeeの合弁会社であるビジネスパイロットが担当している。

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