Nexteer:米車部品大手ネクスティア、モロッコ・ケニトラ工場が完成

米自動車部品大手のネクスティア・オートモーティブは6月26日、モロッコ北西部のケニトラに新工場を開設したと発表した。同社にとりアフリカにおける初めての生産拠点となる。仏自動車大手のPSA向けに電動パワーステアリング(EPS)システムを生産するほか、PSAと仏同業ルノー・グループ、欧米系自動車大手FCA向けにドライブラインシステムを供給する。

同地では20日にPSAの自動車組み立て工場が開所している。同工場に供給するのはシングルピニオンアシストの電動パワーステアリング(SPEPS)システムで、PSAと独BMWのA~Cセグメントのモデルで採用されている。ドライブラインシステムには次世代モデル向けのハーフシャフト(ドライブシャフト)が含まれる。

新工場は施設面積が9,940平方メートル。今年9月から本格生産を開始し、2020年までに500人を雇用する予定。

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