仏自動車大手のPSAグループは4日、自動車販売部門のPSAリテールがオペルブランドの販売店を独ケルンに2カ所開設したと発表した。同部門にとりドイツで初めてのオペル販売拠点となる。
ドイツへの進出はPSAが2017年11月に打ち出した業績改善計画「PACE!」の一環となる。PSAリテールは中期的にオペルディーラーの上位5位内に入ることを目指しており、ドイツ市場攻略のカギとなる。
新店舗は「ラーダーベルクギュルテル店」と「ヴィダースドルファー通り店」の2つで、ケルン市の南と西に位置する。新車・中古車の販売を始め、オペル車のメンテナンスなど広範なサービスを提供する。ラーダーベルクギュルテル店はすでに営業を開始している。
PSAリテールは今年中にオペル/ボクスホールブランドの販売網をフランス、英国、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、スイスの7カ国で29店に整備する計画。