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自動車産業ニュース

VW、ザルツギッターで電池セルの試験生産ラインを稼働

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は23日、ドイツのザルツギッターにある研究拠点(CoE:Center of Excellence)に整備したバッテリーセルを小規模生産するための試験生産ラインを稼働させた。

新工場は2023/24年の年替わりする頃に生産を開始する見通し。

VWが今後、電動車の生産を拡大していく中で、同工場の従業員がどの程度バッテリーセルの生産にシフトしていけるかなど、その動向が注目されている。

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は23日、ドイツのザルツギッターにある研究拠点(CoE:Center

of

Excellence)に整備したバッテリーセルを小規模生産するための試験生産ラインを稼働させた。試験生産ラインの設置により、バッテリーセルの開発・生産に関するノウハウを蓄える目的があり、VWは第一段階として1億ユーロ超を投資する。この試験生産ラインを活用し、従業員約300人がリチウムイオン電池の開発・試験・試験生産に従事する。2020年からはバッテリーリサイクルの試験設備も操業を開始する予定。

VWは、2023年終わりから2024年初め頃までにバッテリーセル事業に10億ユーロ以上を投資する計画で、うち1億ユーロ超をバッテリーセルの開発・試験・試験生産に投入する。残り9億ユーロは、スウェーデンの新興企業ノースボルトとのリチウムイオン電池の合弁生産事業に投資する。

ザルツギッターでは、2020年にノースボルトとの合弁会社が運営するバッテリーセル工場の建設を開始する。新工場は2023/24年の年替わりする頃に生産を開始する見通し。約700人が勤務する予定。

バッテリーセル工場の生産能力は当初、16ギガワット時(GWh)となる予定。VWグループでは今後、ラインアップの電動化により、バッテリーセルの調達規模が大幅に拡大する。VWグループが進めるラインアップの電動化戦略では、2025年から欧州だけで年150

GWhの容量のバッテリー需要が見込まれており、アジアでも同規模の電池が必要となる見通し。

ザルツギッターの工場には現在、約8,000人が勤務しており、その大部分が内燃エンジンの生産に携わる。VWが今後、電動車の生産を拡大していく中で、同工場の従業員がどの程度バッテリーセルの生産にシフトしていけるかなど、その動向が注目されている。