仏PSA、20年から小型バンでも電動モデルを拡充

仏自動車大手のPSAは17日、グループの全ブランドの小型バンについて2020年から電気自動車(EV)モデルを投入していく計画を明らかにした。プジョー「エキスパート」、シトロエン「ジャンピー」、オペル/ボクスホール「ビバロ」の各モデルが対象となり、バッテリー容量50kWh

(WLTPサイクルによる最大航続距離200キロメートル)と75kWh(同300キロメートル))の2つのタイプを設定する。2021年までにLCV(小型商用車)とミニバンに対する電動化を完了させる計画だ。

3モデルとも車台にエフィシエント・モジュラー・プラットフォーム2(EMP2)を採用する。生産は仏北部のオルデン工場が担当し、仏北東部のトレムリー工場から電動パワートレインを供給する。

PSAは2025年までに全車種において電動モデルを導入する目標を掲げており、今年から発売する全ての新型モデルにEVまたはプラグインハイブリッド車(PHV)を設定している。

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