独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは19日、中国の臥龍電気駆動集団と電気モーターと部品を生産する合弁会社を設立すると発表した。eモビリティ事業を強化する戦略の一環で、電動車向けの製品ラインアップを拡充するとともに、中国市場における競争力を強化する。
浙江省紹興市上虞区に新会社ウオロンZFオートモティブ・Eモーターを設立する。製品はZFのパワートレイン向けに供給するほか、他のメーカーにも販売する。従業員数は2025年までに最大2,000人になる計画という。
ZFのホルガ―・クライン取締役は「臥龍電気駆動集団との合弁事業を通じて中国市場のニーズにより迅速に対応していく」と述べた。