韓国ハンコック、伊スド・エスト鉄道のバスにタイヤ供給

韓国のハンコックタイヤは18日、イタリア国鉄傘下の同国南東部を営業地域とするスド・エスト鉄道が保有するバス車両向けにタイヤを供給すると発表した。360台が対象で、長距離バス向けの「スマートツーリングAL22」と電気バス向けの「スマートシティAU04+」の2種類を提供する。現地販売代理店のフィンタイヤが納入とサービスを担当する。フリート企業との提携を通してイタリアの商用車用タイヤ市場における地位を強化する戦略の一環としている。

供給するタイヤはいずれも全ての車輪に装着可能で、オールシーズンタイヤの規格である「スリーピークマウンテン・スノーフレークマーク(3PMSF)」に準拠している。ハンコックタイヤによると、スマートシティAU04+は電気バスの重量に耐えられるようタイヤ構造を改良した。接地面と側面は市街地走行に最適な設計となっており、転がり抵抗と騒音を軽減している。

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