英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は11月28日、無線通信(OTA)技術を通して車載ソフトウェアを更新する機能(SOTA)を全ての新型モデルに搭載すると発表した。車のWi-Fi機能を通じてソフトが自動更新されるため、ユーザーは車をディーラーに持ち込まなくても常に最新バージョンを利用できるようになる。
最新のインフォテインメントシステムである「タッチプロ」および「タッチプロ・デュオ」と連動する「スマートフォンパック」も同様に標準装備する。同スマートフォンパックは車載通信規格のアップル・カープレイやアンドロイド・オート、百度(バイドゥ)・カーライフに対応している。
JLRはまた、2016年以降に生産されたモデルを所有するおよそ50万人の顧客向けに、SOTA機能やインフォテインメントシステム、スマートフォンパックの無料アップグレードサービスを提供していく。