独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は11月25日、同社にとって初めての純粋な電気自動車「CITIGOe
iV」とプラグインハイブリッド車「SUPERB
iV」を発売すると発表した。
「CITIGOe
iV」は、最大出力61kW/83PS、搭載するリチウムイオン電池は32.3kWh。フル充電での航続距離は最大260キロメートル(WLTPモード)となる。最高速度は時速130km。販売価格は2万950ユーロからを予定している。
「SUPERB
iV」は、SUVタイプとステーションワゴンタイプを用意。1.4リットルのガソリンエンジン(出力115kW/156PS)と電気モーター(85kW/116PS)を組み合わせており、システム最大出力は160kW/218PS。搭載するリチウムイオン電池は13kWh。静止状態から100km/hまでの加速性能は7.7秒、最高速度は時速224km。電気モーターだけでの最高速度は140km/h、最大62キロメートル(WLTPモード)を走行できる。走行1
km当たりの二酸化炭素(CO2)排出量はSUVタイプが33グラム、ステーションワゴンタイプが37グラム以下。販売価格は、SUVタイプが4万1,590ユーロから、ステーションワゴンタイプが4万2,590ユーロからとなる。
シュコダ自は2022年末までに純粋な電気自動車を10モデル以上発売することを計画している。