BMW、国内拠点に充電インフラを整備

独自動車大手のBMWグループは12日、ドイツにあるBMWグループの拠点に充電インフラを整備すると発表した。国内の工場、開発拠点、営業拠点などの駐車場などに計4,100基を超える充電インフラを整備する計画で、独電力大手のエーオン(E.ON)に設置および運営を委託した。工事はすでに開始しており、当該プロジェクトは2021年までに完了する予定。また、充電ポイントの約半数は公共の充電インフラとして利用できるようにする。

BMWは充電インフラの整備により、従業員やBMWグループの拠点の訪問者が電動車を快適に充電できる環境を整備する。充電に使用する電力は再生可能エネルギーとする。また、社用車を使用する国内の従業員が将来、自宅でも充電できるよう、充電設備の供給・組み立て・運営をセットにしたE.ONのパッケージ・サービスを提供する。

国内拠点に整備する充電インフラは主に交流(AC)(11kW)となるが、直流(DC)(50kW)も設置する。また、利用の際には、充電カードやアプリを使って快適に充電設備を利用できるようにする。

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