仏自動車大手グループPSA傘下の独オペルはこのほど、電動車の充電インフラの設置・保守サービスの提供で独inno2gridと提携した。オペルの純粋な電気自動車「コルサe」やプラグインハイブリッド車「グランドラントX・プラグインハイブリッド」を購入する顧客は、inno2grid
が提供する3種類のサービスセットから選択することができる。オペルはこれにより、顧客の充電インフラに関する不安をなくし、電動車を購入しやすい環境を整える。
inno2gridは、事前のオンラインによるプレチェックサービスや、充電インフラ(ウォールボックス)の設置・保守サービスなどを提供する。ケーブルの長さや充電インフラの設置場所の現場チェックの有無などにより、サービス(税込み価格)は、ベースセット(467ユーロ~)、スタートセット(805ユーロ~)、プレミアムセット(1,661ユーロ~)の3種類を用意している。
inno2grid(本社:ベルリン)は、ドイツ鉄道(DB)のエネルギー子会社DB
Energieと仏重電大手シュナイダー・エレクトリックの合弁会社。エネルギーやモビリティ、IT分野のコンサルティングやソリューションを提供している。