独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは1月24日、子会社でヘリコプター用部品を手がけるZFルフトファールトテヒニーク(ZFL)を通じ、エアバスの双発ヘリコプター「H145」の最新モデルにトランスミッションと、制御ユニットのアドバンス・ダイナミック・システムユニット(ADU)を独占供給すると発表した。今年中に納入を開始する。
新「H145」はメインローターに5枚のブレードを採用し、最大離陸重量を先代の3,585kgから3,800kgに引き上げた。メインローターにベアリングを使用せず、メンテナンスの容易さと乗り心地の良さを実現している。
ZFは今回供給するトランスミッションとADUを、1月28日~30日に米カリフォルニア州のアナハイムで開催されるヘリコプター国際見本市「HAI
ヘリ・エクスポ」で展示する。