仏ルノーのEVパネルバン「マスターZ.E.」、2つのキャビンタイプを追加

仏自動車大手ルノーは6日、パネルバン「マスター」の完全電気駆動(EV)モデル「マスターZ.E.」に2つのキャビンタイプを追加したと発表した。積載量が110kg~400kg増え、最大1,740kgまで搭載できる。今年9月から受注を開始する予定。同モデルは6時間のフル充電で最大130キロメートル(WLTPモード)を走行できる。

新たに追加したのはシャシ・キャビンとプラットフォーム・キャビンの2モデルで、それぞれに2つのタイプを設定する。どちらのモデルも最大20立方メートルの荷室を搭載できる。最大積載量はシャシモデルで1,620kg、プラットフォームモデルで1,740kgとなる。

「マスターZ.E.」はタイプに応じ、3種類の全長(L1、L2、L3)、2種類の全高(H1、H2)、3.1トンまたは3.5トンの車体重量が設定されている。新たな追加モデルは全高がH1のみで、全長はL2またはL3。車体重量はシャシモデルが3.5トンのみ。プラットフォームモデルには3.1トンと3.5トンの2タイプがある。

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