仏自動車大手のグループPSAは7月29日、電気自動車用の新しい専用プラットフォーム「eVMP」を使用したCセグメントとDセグメントの新モデルを2023年から市場投入すると発表した。セダンからSUVまで幅広い車種を世界の様々な地域で販売する計画。
PSAは電気自動車の開発を強化するため、2020年~2025年の間に、現行の2種類のマルチエネルギー対応プラットフォームを2種類の電気自動車用プラットフォームに移行させていく計画。
「eVMP」は、電気自動車用のモジュラープラットフォームで、床下にバッテリーを配置している。1メートルあたりの充電容量は50kWhで、1回のフル充電の航続距離は400~650キロメートル(WLTPサイクル)を確保している。
また、各地域のモビリティ需要に応じて、当該プラットフォームを基盤にしたハイブリッド車を特定の市場向けに提供することもできる。