独政府、BASFの電池材料プロジェクトを助成

ドイツ政府は19日、独化学大手BASFによる電池材料の研究開発・生産・リサイクルプロジェクトに対し、ブランデンブルク州と共同で総額約1億7,500万ユーロを支援すると発表した。ブランデンブルク州は助成金の約30%に当たる5,000万ユーロを支援する。

BASFの取り組みは、欧州連合(EU)にバッテリーの循環経済を構築するための取り組みを支援する欧州共通関心の重要プロジェクト(IPCEI)の一環に位置づけられる。具体的には、シュヴァルツハイデ(ブランデンブルク州)とルードヴィヒスハーフェン(ラインラントプファルツ州)の2拠点で、カソード材の研究開発および生産・リサイクル用の施設を整備する。ルードヴィヒスハーフェンでは、比較的小さい規模のプロジェクトを実施する予定。

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