英GKN、電動パワートレイン部門の責任者に独シェフラー幹部を起用

英自動車駆動部品大手のGKNオートモーティブは11日、ディルク・ケッセルグルーバー氏(47)が10月1日から電動パワートレイン(eパワートレイン)部門の統括責任者に就任すると発表した。事業が急速に拡大している同部門の成長をさらに加速するのが狙い。同氏はこれまで独自動車部品大手シェフラーでシャシシステム事業を統括してきた。ステアリングやシャシ、ブレーキシステムのエンジニアとして20年以上のキャリアがあり、BMW、TRWオートモーティブ、ZFでも役職経験を持つ。

GKNのeパワートレインシステムは現在、100万台を超える電動車に搭載されている。インバーター、モーター、トランスミッションを統合した最新の駆動システム「3-in-1」の投入により、小型・軽量かつ効率的な電気駆動システムを実現している。

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