独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は8日、現在ドイツ鉄道(DB)に委託している国内の貨物・車両の鉄道輸送を再生可能エネルギー由来の電力に完全に切り替えると発表した。二酸化炭素(CO2)排出削減を図り、持続可能な輸送環境を実現する。2021年初めまでに切り替える。ドイツ鉄道に風力発電と水力発電の電力を利用させる。VWの国内鉄道輸送を100%再生可能エネルギーに切り替えることで、年間2万6,700トン のCO2を削減することができるという。さらにVWは、2022年までに鉄道輸送の比率を現行の53%から60%に引き上げ、脱炭素化を推し進めていく。