ドイツ自動車調査機関DATが個人を対象に実施したアンケート調査によると、同国の2019年の中古車取得価格は平均1万2,470ユーロ、新車取得価格は平均3万3,580ユーロで、同調査を開始して以来、いずれも過去最高の価格だった。
資金調達については、個人の新車購入のうちリースの割合は全体の22%となり、2018年と比べると8パーセントポイント増加した。融資(一部/全て)を利用した人は全体の55%、融資を利用していない人は全体の23%だった。
DATは市場調査機関GfKに委託して、個人の乗用車購入者と修理工場の利用者にアンケート調査を実施。2019年調査では、4,032人(うち、乗用車購入者:2,599人)が回答した。
乗用車購入については、2019年3~6月に乗用車を購入した人を対象に、2019年7~10月に対面でアンケートを実施した。
修理・保守サービスの利用者については、1,433人(ドライバー/乗用車保有者)が郵送によるアンケート調査に参加。調査は2019年10~11月に実施した。