ノキアンタイヤズ、25年めどに「100%持続可能なタイヤ」コンセプト導入

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは1月28日、2025年までに再生可能資源とリサイクル素材だけで製造する「100%持続可能なタイヤ」コンセプトを導入する目標を発表した。同社の描く環境に配慮したタイヤ設計の取り組みの一環となる。同社はすでに菜種油などのバイオ素材をタイヤ製造に取り入れている。

ノキアンタイヤズは1934年に世界初の冬用タイヤを製品化した。これまでに培った高い信頼性と並行し、近年は環境重視の経営姿勢を強く打ち出している。同社のアヌ・モイシオ・ブランドマネージャーは、「当社の製品を選んだ顧客には、その選択が家族の旅の安全だけではなく、私たちが暮らす世界を尊重することでもあると知ってもらいたい」と述べた。

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