ボルボ・カーズ、第2のEVモデル「C40リチャージ」発表

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは3月2日、同社にとって2台目となる純粋な電気自動車「C40リチャージ」を発表した。今秋にベルギーのゲント工場で生産を開始する予定。同モデルはオンラインのみで販売する。

ボルボは昨年、同社初の電気自動車「XC40 リチャージ」を発売した。「C40リチャージ」はボルボにとって2台目の電気自動車となる。両モデルともプラットフォーム「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)」をベースにしているが、「C40リチャージ」は、純粋な電気自動車のみのモデルとして設計したボルボ初のモデルとなる。また、全く皮革(レザー)を使用していない初めてのモデルでもある。

「C40リチャージ」は、前車軸と後部車軸にそれぞれ電気モーターを装備している。78kWhの車載電池を装備しており、1回のフル充電による航続距離は約420キロメートルとなる見通し。また、無線通信によるソフトウエアの更新(OTA:over-the-air)により、納車後に航続距離はさらに伸びる見通し。

ゲント工場では「XC40 リチャージ」の生産も継続する。

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