フォード、B&Oの車載サウンドシステムに新機能「Beosonic」追加

米自動車大手フォードのドイツ法人フォード・ヴェルケ(ドイツフォード)は7日、車載オーディオシステム「B&Oサウンドシステム」に新機能「Beosonic」を追加したと発表した。ロックやクラシックなど、音楽ジャンルによって異なる最適な出力を乗員の好みに応じて簡単に調節できる。走行中は操作が難しい細かな調整もワンタッチでできるなど安全運転にも配慮している。

曲の雰囲気に合わせて切り替えられる4つのサウンドモード(ブライト、エナジェティック、リラックス、ウォーム)と、事前に設定しておく5つのプリセットモード(カスタム、ラウンジ、ニュートラル、パーティ、ポッドキャスト)がある。プリセットモードのうち、カスタムはユーザーの好みの設定を登録でき、ニュートラルは設定をリセットできる。

BeosonicはB&Oサウンドシステムを搭載した「エコスポーツ」、「フィエスタ」、「フォーカス」、「クーガ」、「ピューマ」の各モデルで使用できる。同機能は後付けはできない。

B&O サウンドシステムはデンマークの高級オーディオブランド、バング&オルフセン(B&O)の自動車オーディオシステム。同ブランドは2015年から米オーディオ機器大手ハーマンの傘下にある。