TBカワシマ、独AUNDEとグローバル市場で業務提携

内装材メーカーのTBカワシマ(本社:滋賀県愛知郡)は6月23日、輸送機器用内装資材事業におけるグローバル市場での競争力を強化するため、独同業のAUNDE Achter & Ebels(以下、AUNDE)と業務提携契約を締結したと発表した。

両社はすでに、インドで2020年から合弁会社を通して協力関係にある。今回の業務提携では、今後の成長が見込まれる他の市場へのアプローチも加え、グローバル市場で協力する。

両社は知見・ノウハウ、経営資源を相互活用する方針であり、具体的には、(1)生産拠点・設備の相互活用、(2)(1)の目的のための開発の検討、(3)内装資材の相互供給――などで協力する。

今回の業務提携の背景には、「CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)」や「サービスとしてのモビリティ(Maas)」、環境意識の高まりなど、自動車を取り巻く環境が大きく変化するなか、内装資材メーカーも環境の変化に対応する必要があると判断したことがあるという。

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