Daimler

独自動車大手のダイムラー は1日、バス部門のダイムラー・バスズがスイス・バーゼルの公共交通事業者Baselland Transport AG （BLT）にメルセデスベンツの電気バス「eシタロ」を5台納車したと発表した。納車した「eシタロ」は全固体電池（容量441kWh）を搭載しており長い航続距離を実現している。また、自動ブレーキ機能や巻き込み事故防止機能などの先端運転支援システムを標準装備し、安全性能をさらに向上させている。ダイムラーは今後、BLTに同じタイプの電気バスをさらに8台供給する予定という。当該電気バスは、バーゼル市およびその近郊の自治体を結ぶ路線で、パイロットプロジェクトとしてすでに運行を開始している。BLTは、気候中立（クライメート・ニュートラル）を実現する目標を掲げており、今回の取り組みはその一環となる。