独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 は12日、チェコのムラダー・ボレスラフ本社工場で4代目となる小型車の新型「ファビア」の生産を開始したと発表した。新型「ファビア」は、VWのプラットフォーム「MQB-A0」を初めて採用した。車内空間やトランクルームが広くなり、現行モデルからサイズアップし快適性が向上している。また、数々の先端運転支援システムを装備している。シュコダは、新型「ファビア」の生産にあたり、1億1,000万ユーロを投資して同本社工場の生産ラインを大幅に近代化したほか、製造工程をさらに自動化した。同じラインを使って小型車の「スカラ」とSUVの「カミック」も生産する。