欧州連合(EU)は15日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて実施している域外からの渡航制限について、観光客など不要不急の渡航者を受け入れる国・地域のリストにウクライナを加えることを加盟国に勧告した。一方、タイとルワンダはリストから除外する。
同リストに指定された国の旅行者は、ワクチン接種の有無にかかわらず観光目的でもEUに入域できる。EUは安全な国のリストを新規感染者数や検査状況などをもとに、2週間ごとに見直すことになっている。
今回の見直しによって、対象国は日本、米国、オーストラリアなど23カ国となる。このほか、香港とマカオも含まれている。