英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は7日、同国のヘイルウッド工場でプレスツールの製作を開始したと発表した。投資額は170万ポンド。同社初のマシニングセンターを開設し、最新式の5軸フライス盤を導入した。同設備を用いてJLRの次世代モデルの車体パネル加工用のプレスツールを製作し、世界各地の組み立て工場に供給する。
同社はこれまで、プレスツールの製造を外部委託してきた。内製に切り替えることにより、効率と品質の向上に加え、従業員がスキルを身に付けることで現場のニーズに即したプレスツールの製作と運用が可能になる。
JLRはまた、同工場で完全電気自動車(EV)を生産するため設備を刷新している。