独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループの小型商用車ブランド、フォルクスワーゲン・ヌッツファールツォイゲ(VWN) とモビリティサービス子会社のモイア(MOIA) はこのほど、ドイツのハンブルクで開催された高度道路交通システム(ITS)の世界会議(ITSワールドコンファレンス)に出展し、自動運転車を活用したモビリティサービスの可能性(様々なシナリオ)を紹介した。VWNは電気駆動のマイクロバス「ID.BUZZ」に自動運転システムを搭載した「ID.BUZZ AD」を開発している。VWNとモイアはハンブルクで2025年までに当該モデルを投入してライドプーリング(相乗りサービス)を開始する計画。将来は、欧州や米国のさまざまな都市に当該サービスを展開していく方針を示している。