ポルシェとミシュラン、インドネシアの天然ゴム農家を支援

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは14日、仏タイヤ大手のミシュランと共同でインドネシアのスマトラ島の天然ゴム農家を支援するプロジェクト「CASCADE」を実施すると発表した。持続可能なサプライチェーンを構築する取り組みの一環で、天然ゴムのサプライチェーンの最初の段階である樹液の採取において、透明性やより良い労働環境を確保する。

今回のプロジェクトでは、耕作、生物多様性、労働安全性などに関する教育プログラムや研修を実施し、小規模農家の生活環境や経済状況の長期的な改善を目指す。

具体的には、現地の提携先を通して、1000軒を超える小規模農家に研修を実施し、より環境にやさしく、より効率的な天然ゴムの採取方法などを習得する機会を提供する。

当該プロジェクトは差し当たり2024年まで実施する計画。ポルシェとミシュランは約100万ユーロを投資する。

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