独自動車部品大手のエルリングクリンガー(EK)は8日、仏プラスチック・オムニウム(PO)と設立した燃料電池スタックの合弁会社EKPOフューエルセル・テクノロジーズ(以下、EKPO)が中国のシステムインテグレーター、DRパワートレイン・システムと技術提携することで合意したと発表した。中国市場向けにEKPOのスタックを使用した自動車向けおよび非自動車向け用途の燃料電池システムを共同で開発する。
DRパワートレイン・システムは、中国浙江省嘉興に本社を置くドイツ・中国資本の合弁会社。燃料電池車の開発や、エンジニアリングサービス、特殊車両の駆動システムの開発などを事業とする。
EKPOは、燃料電池スタックの開発・生産・販売を事業とする。EKが60%、POが40%を出資している。