スウェーデンの自動車大手ボルボ・カーは10日、サイバー攻撃を受け、研究開発(R&D)データの一部が流出したと発表した。外部からの不正アクセスに気づき、調査した結果、R&Dデータの一部が侵入中に盗まれていることが分かった。
同社は、不正アクセスを検知した後、直ちにセキュリティ対策を実施してさらなる不正アクセスを防止し、当局に通知したと説明している。また、外部の専門家の協力を得て今回のデータ流出について独自の調査を実施している。
なお、現在の調査段階では、同社の顧客の車両や個人情報の安全性やセキュリティに影響はないとの見解を示している。