Alstom

仏鉄道車両・設備大手のアルストム は12月17日、深圳宝安国際空港のサテライトホールの開設と同時に、アルストムのイノビア自動無人運転車両(APM)システムが旅客輸送サービスを開始したと発表した。深圳宝安国際空港は利用者数が急速に伸びており、2019年末までに乗降客数が5,200万人を超えた。APMシステムは、深圳宝安国際空港の既存の第3ターミナル(T3)と新たに建設されたサテライトホールを結ぶ2.6キロメートルの路線を走行する。最高速度は時速80キロメートルで、サテライトホールとT3の間を約3分で移動することができる。アルストムはこれまでに、北京首都国際空港や成都空港、上海の地下鉄8号線などにAPMシステムを供給した実績を持つ。現在は、香港空港にイノビアAPMシステムを供給する計画が進められている。

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