独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は9日から、プラグインハイブリッド車の受注を停止している。独業界紙『オートモビルボッヘ』が、VWがディーラーに宛てた文書を元に報じた。VWでは、半導体不足などにより、新車供給が遅れており、受注を継続すると年内の出荷が難しい状況となっている。ドイツでは、連邦政府と自動車メーカーが共同で実施している電気駆動車を対象とした購入補助金制度が年内に終了する予定で、2023年も継続されるかは現時点では決定されていない状況にある。VWの子会社であるアウディも先ごろ、同様の理由からプラグインハイブリッド車の受注を停止している。