ボルボ・トラック、北米で電気トラック110台受注

スウェーデンの商用車大手ボルボ・トラックは3月29日、コンテナ海運大手のAPモラー・マースク(デンマーク、以下、マークス)から、北米で電気トラック「VNR」110台を受注したと発表した。マークスからはすでに当該モデルを16台受注しており、合計で126台を受注した。これはボルボ・トラックにとってこれまでで最大規模の電気トラックの取引となる。

マークスは調達した電気トラックをカリフォルニアでの様々な業務に投入する予定。最初の電気トラックを2022年第2四半期に導入し、2023年第1四半期までに126台すべてを投入する予定。

「VNR」は、航続距離が最大440キロメートルで、充電容量は最大565キロワット時。充電容量の80%を充電するのにかかる時間は、6つのバッテリーパッケージを搭載するモデルでは90分、4つのバッテリーパッケージの場合は60分となっている。

ボルボ・トラックは、「VNR」の電気トラックをバージニア州のニューリバーバレー工場で生産している。

ボルボ・トラックは2021年に、購入趣意書を含め、電気トラックを世界20カ国以上で合計1,100台以上、受注している。

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