Renault

仏自動車大手のルノー は15日、仏パリで開催された欧州最大級のテックカンファレンス「ビバ・テクノロジー (VivaTech 2022)」(6月15日~18日)で次世代EV向けの新サウンドコンセプトを発表した。コンセプトの1つである「Less is more」は、スピーカーのパーツを必要最小限に抑え、高音質なサウンドを最大限に車内で楽しむことができるのが特長。例えば、各ドアにミッドレンジスピーカー、各ヘッドレストに音響技術「Sound Bubbles」を内蔵し、乗員は臨場感のある音を体験することができる。新型EVコンセプト・カーの「セニック・ビジョン」にも搭載されている。なお、当該コンセプトは、フランスの作曲家でサウンドエンジニアでもあるJean-Michel Jarre氏と共同開発している。今後、ルノーはアルゴリズム技術を活用したサウンドコンセプト「Sonic road」(特許取得済み)の開発でも同氏と協力していくという。

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