独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車 はこのほど、チェコ投資会社PPFグループの子会社である重工大手シュコダ(プルゼニ)からシュコダの商標権を買収した。独業界紙『オートモビルボッへ』(電子版、6月23日付)が報じた。買収金額など取引の詳細については公表しないことで合意した。重工大手シュコダは、過去にシュコダ自の前身 Laurin & Klementを買収した経緯がある。その当時から両社は社名「シュコダ」を使用しているが、現在はそれぞれが独立した企業として事業を展開している。企業ロゴも同じで、色だけが違うことから(シュコダ自:緑、シュコダ重工:青)度々混乱を招いていた。なお、重工大手のシュコダは、鉄道車両やトラムなどを製造している。