独べバスト、ボッシュ製センサーを搭載したルーフのプロトタイプ発表

独自動車部品メーカーのベバストは7月7日、スタートアップ企業支援のプラットフォーム「スタートアップ・アウトバーン」がドイツのシュツットガルトで開催したイベント「EXPO2022」で、自動運転車用のルーフセンサーモジュール(RSM)のプロトタイプを披露した。RSMには、独自動車大手ボッシュの様々なセンサー25基が組み込まれている。

具体的には、ボッシュ製のレーダー4基、ライダー(Lidar)4基、様々なタイプのカメラ16台が組み込まれている。これらのセンサーにより車両周辺の状況を認識し、「レベル4」の自動運転を可能にする。さらに、車両の動きや位置を認識するボッシュのセンサー「VMPS」も搭載している。べバストはこれらのセンサーが悪天候でも作動するよう、洗浄や霜取り、冷却などの機能も搭載した。

RSMに装備するセンサーの種類・組み合わせや数は、変更することができる。これにより、顧客のニーズに応じて自動運転機能の「レベル2」から「レベル4」まで対応することができる。

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