ドイツ機械工業連盟(VDMA) は8月31日、エネルギー価格の高騰がドイツの機械・設備業界にとって大きな負担になっているとして、一時的に電力価格に上限を設けるよう求める声明を発表した。VDMAのカール・ホイスゲン会長は、「多くの企業が、電力やガスの新規契約の提案を受けたり、締結することができない状況にある。一部の中堅機械メーカーは、中核事業以外で計り知れないリスクにさらされている」とし、危機感を示している。エネルギー会社は法人顧客に対して、個人顧客とは異なり、エネルギーの基本的な供給が義務付けられていない。