シュコダ自の独法人、メタバースを通してマーケティング

チェコの自動車大手シュコダ自動車のドイツ法人は9月20日、ブラウザベースの三次元(3D)仮想空間(メタバース)プラットフォーム「Decentraland(ディセントラランド)」を通したマーケティングを展開すると発表した。ドイツで自動車メーカーがディセントラランドに参加するのは初めて。ディセントラランドを通して新モデルなどを紹介していく。技術面では独新興企業met[ads]と協力する。

ディセントラランドでは、VR空間内にある土地を購入して建物を作ったり、音楽やファッションなどのイベントを開催したりすることができる。シュコダ自の独法人によると、ディセントラランドには現在、150万人を超えるユーザーが登録している。同社は、メタバースを活用して重要なターゲットグループに様々なアプローチが展開できると期待している。

シュコダ自動車のドイツ法人はまず、ディセントラランドで電気自動車の新モデル「エンヤック・クーペ iV」のデジタル3Dモデルを紹介する。ユーザーはノードブックやスマートフォンなどから24時間、当該モデルのデジタル3Dモデルを見ることができる。

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