独オペルがAGRシート導入20周年、最新世代は「GSe」ブランドに標準装備

欧州自動車大手ステランティス傘下の独オペルは2月23日、背中や腰の健康を促進する独社団法人「アクチオン・ゲズンダー・リュッケン」(AGR)の認証を受けた座席の導入が20周年を迎えたことを明らかにした。同シートは人間工学(エルゴノミクス)に基づいた設計で、運転席で10段階、助手席で6段階の調整機能により最適な着座位置を設定できる。シートメモリー機能もある。 AGRシートの最新世代は現在、電動車専用の最上位ブランド名「GSe」を冠した「アストラGSe」および「アストラ・スポーツツアラーGSe」、「グランドランドGSe」の3モデルに標準装備している。フロント座席は黒のアルカンターラで縁取りしているほか、背もたれ中央にあるグレーストライプのアクセントは電気的に付けた高精度の技術という。

オペルは2003年、「シグナム」でAGRシートを初めて採用。10年の「メリーバ」を経て、「アストラ」、「クロスランド」、「グランドランド」の3モデルにオプション設定している。

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