ドイツ政府、ドイツ航空宇宙センターに4520万ユーロを支援

ドイツ連邦経済・気候保護省は5月12日、同省が実施する航空分野の研究プログラム「LuFo Klima」の一環として、ドイツ航空宇宙センター(DLR)に4,520万ユーロ(期間:2023~2025年)を支援すると発表した。「LuFo Klima」は、2022年から水素技術に支援の重点をおいている。

今回の支援は、航空機の脱炭素化に向けた駆動システムや燃料、システム技術などの開発を支援するもので、DLRは、中距離飛行用の航空機の調達・改造・飛行試験に資金を投入する。

この航空機は、実証試験用のラボとして企業や研究機関が利用することができる。特に、自社で飛行試験を実施することが難しい中小企業や新興企業による活用を見込んでいる。早ければ2024年にも最初の飛行試験が行われる予定。

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