独自動車部品大手のロバート・ボッシュとマーレが設立したターボチャージャーの合弁会社ボッシュ・マーレ・ターボ・システムズはこのほど、大型契約2件を受注したと発表した。1件はガソリンエンジンのダウンサイジング向け、もう1件はコモンレール式ディーゼルエンジン向けのターボチャージャーで、2011年末から年100万ユニットを生産する。
\ボッシュとマーレは2008年6月に合弁会社(本社:シュツットガルト)を設立した。従業員数は現在約150人。同合弁会社は乗用車と小型トラック向けにガソリンおよびディーゼル車向けのターボチャージャーを生産する計画で、生産拠点をボッシュのブライハッハ工場(ドイツ)とマーレのザンクト・ミヒャエル工場(オーストリア)に、開発拠点をシュツットガルトに置いている。
\ザンクト・ミヒャエルでは新工場を2008年9月に着工、すでに生産面積1万平方メートルの工場棟が完成している。現在、生産ラインの設置を進めており、2010年3月から試験生産を開始する計画。
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