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2010/3/26

総合 – 自動車産業ニュース

新車の平均販売価格、09年は12.5%下落=独CAR調査

この記事の要約

独デュースブルク・エッセン大学の自動車リサーチセンター(CAR)などがこのほど発表した自動車価格に関する調査によると、2009年に国内で販売された新車(標準装備、VAT込)の平均価格(定価)は2万1,737ユーロで、前年 […]

独デュースブルク・エッセン大学の自動車リサーチセンター(CAR)などがこのほど発表した自動車価格に関する調査によると、2009年に国内で販売された新車(標準装備、VAT込)の平均価格(定価)は2万1,737ユーロで、前年(08年)に比べて12.5%、価格にして3,118ユーロ下落した。平均販売価格が前年を大きく下回ったのは当該調査を開始した1980年以来初めてという。

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CARと独市場調査会社のBDWオートモーティブは国内の新車販売台数(登録車)と各モデルのカタログ価格をもとに、販売された新車の平均価格を算出した。特別装備や値引き分は含まれていない。

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平均販売価格が大きく下落したのは、政府の新車買い替え奨励金制度の効果で、小型車や低価格帯のモデルの販売が伸びたためだ。

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ブランド別では大衆車ブランドの低価格モデルに人気がシフト。VW車の平均販売価格は前年比で1,279ユーロ、フォード車は2,292ユーロ下落した。一方、高級車ブランドではアウディを除き平均販売価格がBMW車で172ユーロ、メルセデス車で252ユーロそれぞれ上昇した(表参照)。

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CARのドゥーデンヘッファー教授によると、今年の平均販売価格は再び上昇に転じ、2008年の水準に戻る見通し。

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